
サポートページトップ>活用ツール・使い方動画>マイスターの知恵ノート>コラム#3 だれでも“自分の1冊”がある教室へ
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学級づくりのいちばんの土台は、ひとりひとりが安心して「自分の時間」を過ごせることです。でも、立ち歩きがある、落ち着きづらい日がある集団では、その時間を育てることは意外とむずかしいものです。そこで力を発揮するのが、Yomokka!を使った“静かな読書”の習慣です。
授業でYomokka!を使うことは、いまや特別なことではありません。
けれど、日々の小さな工夫次第で、Yomokka!はこどもたちの学び方だけでなく、
教室の空気そのものを整える力を持っています。最大のポイントは、「開けばすぐに読書空間が生まれる」こと。これは学級経営の面でも、実はとても大きな価値があります。
朝のほんの数分、チャイム前の静かな時間、昼の帯タイム——どんな短い時間でも、Yomokka!を開くだけで教室は落ち着いたリズムへと切り替わります。Yomokka!の魅力は、だれでも必ず「自分の1冊」に出会えること。文字をじっくり読みたい人、図鑑の写真を眺めるのが好きな人、短い読み物から入りたい人。読み方も興味も十人十色ですが、端末を開くだけでそれぞれが「入りたい世界」に 自然と入り込めます。
今回は、学級づくりの視点から見たポイントを紹介します。
騒がしさの根っこは、「楽しさ」や「居心地」の欠けたサイン
声が大きくなる背景には、
こうした思いが重なっていることが少なくありません。騒がしさは、単に“問題”ではなく、まだ満たされていない気持ちの表れとして見えてくることがあります。そして、もうひとつ大切なのは、「騒がしさも連鎖し、安心も連鎖する」ということ。声が1つ上がると、周りもつられてざわつく。けれど、周りが静かに読みはじめると、不思議と自分の声も落ち着いてくる。集団の空気は、ひとりひとりの行動にとても強く影響します。だからこそ、学級の真ん中には、「安心して没頭できる時間」をつくることが大きなカギになります。
Yomokka!でつくる教室に“個の時間”
Yomokka!を開くと、それぞれがすっと“自分の世界”へ入っていきます。
この選べる安心が、静けさと集中の源になります。誰かに言われて静かにしているのではなく、「おもしろいから静かになる」という流れが広がるのです。ひとりが夢中になり始めると、またひとり、またひとりと集中が伝わり、その波が教室全体にやわらかく広がっていきます。学校図書館では、図書の時間によく見かける風景です。
“どんな子にも自分の1冊がある”からこそ生まれる安心
たとえ指示が通りにくいクラスだとしても、Yomokka!は必ずその子にあった入り口を用意してくれます。読み慣れていない人は短いお話から。文字に苦手意識がある人は写真や図鑑から。こだわりが強い人は好きなジャンルに没頭できる。「自分にも読める世界がある」「自分の1冊がある」その感覚が、ひとりひとりの安心の芯になっていきます。
“しずけさ”の中に、生まれていくクラスの文化
静かな時間とは、単に“静かにしている時間”ではありません。
こうした内側の変化がゆっくりと蓄積され、教室の空気は少しずつ整い始めます。
しずけさは、命令では育ちません。安心できること、面白さに出会えること、そして“自分だけの時間”をもてること。この3つがそろったとき、はじめて自然とクラスに広がっていきます。そしてある日、ふと気づくのです。
「静かに読む時間が当たり前になってきたな」
「最近、教室全体が落ち着いてきたな」
と。教室の空気は、一気には変わりません。けれど、毎日の5分が積み重なると、“落ち着ける場所としての学級” がゆっくりと育っていきます。Yomokka!を通して、ひとりひとりが“自分に合う1冊”と出会える時間を、ぜひ教室の日常の中にそっと置いてみてはいかがでしょう。

このページはポプラ社が提供する、小・中学校向け〈本と学びのプラットフォーム〉『MottoSokka!(もっとそっか!)』に搭載されている、読み放題型電子図書館『Yomokka!(よもっか!)』を使った授業のご案内です。『Yomokka!』にご興味がございましたら、こちらをご覧ください。